どうも、だらだらです。
昨日たこ焼き屋の汗クレームのニュースを見た。
知らない人の為に要約すると、汗をかいてたこ焼きを作っている店員に対して、客が以下の苦情DMを出して炎上した事件だ。
突然のDM失礼します。これは誹謗中傷ではありません。貴方の為を思って言わせていただきます。昨日の夕方に買いに行かせていただきましたが、滝のような汗をかいてました。命を削ってまで働く必要はありますか?
さらに記事によると、その客は以下のような事も投稿したらしい。
プロならどれだけ暑くても汗ひとつかかず涼しげな顔で働くべきです
それが出来ないならプロ失格です。お辞め下さい
正直、一生懸命たこ焼きを作っている人に対して、このDMはひどすぎると思う。
また、それ以外にも思った事があるから、今回はこの記事について記事にしたいと思う。
誹謗中傷は受け取った側が決める
このDMに悪意を感じるのは、これは誹謗中傷ではないと前置きが書かれている部分だ。
これを書いている時点で、この客はこの発言を誹謗中傷だと認識している。
誹謗中傷だと知りながらDMしている時点で、かなり罪は重いと言えるだろう。
そもそも、誹謗中傷かどうかを決めるのは情報の受け手のお店側だ。
だから、誹謗中傷ではないと前書きしても、店側が誹謗中傷だと思えばそれは誹謗中傷になる。
テラスハウスの件からこれだけ誹謗中傷が社会問題化しているのに、まだ勘違いしている人がいるのには本当に驚く。
こうして考えると、ネットの登場で誰でも情報にアクセスできるようになったけど、情報を使いこなせる人はあまりいないのかもしれない。
世の中正論ばかりでは通用しない
最近、正論を振りかざす人が増えたように思う。
特に2ちゃんねるのひろゆき氏が人気になってから、その傾向が一層強くなったような気がする。(別にひろゆきさんを批判しているわけじゃない。)
確かに、この客の言っている事は正論だ。
厨房で汗をかくとたこ焼きに汗が入るだろうし、辛そうに働く人を見て愉快になる人はいない。
でも、いくら正論だからと言って、現実的にそれが正しいとは限らないと思う。
普通に考えれば店員さんが汗をかく事は仕方がない事だから、正論を振りかざして苦情を言うのは間違っている。
そう考えると、どうしようもない事で正論を振りかざすのは立派な誹謗中傷だと言えるだろう。
正論を振りかざす事は差別主義者と同じ
この件で思うのは、こう言った無理難題の正論を振りかざす人は、差別主義者と同じだという事だ。
なぜ、差別がいけないのかと言うと、本人の努力ではどうしようもない事を責めるからだ。
例えば、足がない人はどんなに努力しても義足なしで立つ事は出来ない。
だから、足のない人に立てと言ったら、それは立派な差別だ。
一方、たこ焼き屋の店員が汗をかくのも熱い厨房にいる以上、努力ではどうしようもない事だ。
なので、汗をかく事で苦情DMを出したお客さんは、立派な差別主義者だと言える。
正直、汗をかく人を不快に思うのは本能だから仕方がないと思う。
でも、それを言葉にしたら立派な差別であり、人間として軽蔑されるような行為だ。
そう考えると、努力でどうしようもない事を批判する事は良くないなと思う。
まとめ
今回はたこ焼き屋の炎上について、僕の意見を書いてみた。
苦情を入れたお客さんは、本当に店員を思ってDMを出したのかもしれない。
でも、努力でどうしようもない事を批判して、仕事を辞めろと言うのはいささか軽率だと僕は思う。
また、偉そうに書いているけど、僕だって一歩間違えば誹謗中傷をしてしまうかもしれない。
そう考えると、自分のふり見て我が振り直せが一番いいのかもしれないな。
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