どうも、だらだらです。
今の時代は様々な金融商品が販売されている。
ESG投資やレバナスなどがその典型だろう。
ブランドの新商品が魅力的である様に、新しい金融商品も一見すると魅力的に見える。
でも、個人投資家はこの様な商品に手を出してはいけない。
分散できる資金力がない
投資において資産を分散する事は一番重要な事だ。
しかし、個別の株や債券で分散投資をするには、かなりの資金が必要になる。
一般的に分散効果を得るには60銘柄必要だと言われているけど、それだと最低1000万くらいの資産が必要になる。
これから投資を始める人でそこまでの資産を持っている人は少ないから、個別の金融商品で分散投資をするのは無理に近い。
だからこそ、少額の積立で分散投資ができる投資信託に投資をすべきなのだ。
さらに、情報を得るのが難しい海外の株式にも簡単に分散投資ができる。
以上の事を考えると、個人投資家は分散投資をする為に投資信託に投資をすべきだと思う。
資産を管理する手間が少ない
先ほど個人投資家は資金力がないから、投資信託に投資すべきと書いた。
では資金力がある個人投資家は、個別株に投資すべきかと言うとそんな事はない。
資金力がある人でも、基本的には投資信託に投資をした方が良い。
なぜなら、資産を管理する手間がほとんどなくなるからだ。
個別株や個別債券の投資は、数十銘柄~数百銘柄に投資をする。
そして、それぞれの銘柄が適正な配分になる様に、ポートフォリオを管理する必要がある。
なので、個別銘柄投資は投資情報を毎日確認する必要があるわけで、仕事や家庭がある個人投資家には厳しいと思う。
一方で、投資信託の場合はポートフォリオ管理をプロがやってくれるから、管理の手間がほとんどかからない。
もちろん、信託報酬などの管理手数料はかかるけど、自分でやる手間を考えたら安いモノだ。
そう考えると、資金量に関わらず個人投資家は投資信託に投資すべきだと思う。
個別株で勝つのは難しい
今まで書いてきた様に、個別株で投資をするには潤沢な資金量や手間がかかる。
そして悲しい事に、個人投資家はそれだけ頑張っても、投資で勝つ事はほとんどできない。
統計によると、平均的な個人投資家の成績は市場平均よりも悪いから、負ける可能性の方が高い
(出所:“Quantitative Analysis of Investor Behavior, 2016,” DALBAR, Inc. www.dalbar.com)
これはアメリカのデータだけど、投資家のリターンと市場平均の差は年間で3%以上乖離している。
要するに、投資家は市場平均より3%負けているわけで、個別株投資のコスパの悪さが分かる。
以上の事を考えると、投資家は勝てない個別株投資よりも投資信託に投資をする方が絶対に良い。
少なくともインデックスファンドに投資すれば、ここまで大負けする可能性は限りなくゼロになるはずだ。
こう言った事実があるからこそ、僕は個別株ではなくて投資信託への投資を勧めているのだ。
サギやカモになりにくい
投資の世界には2種類の鳥がいると言われている。
それはサギとカモだ。
この2つの鳥は投資家から資産をむしり取ろうとするから、投資家は十分気を付けるべきだ。
そして、この鳥を撃退する一番の方法はシンプルな投資をする事だ。
その点、投資信託への投資は最良の投資と言えるだろう。
投資信託は、投資家から小口で集めたお金をまとめて運用するだけの商品にすぎないからだ。
もちろん複雑な仕組みの投信もあるけど、デリバティブよりは分かりやすいと思う。
投資の世界では分からない事をやらないのは鉄則だ。
だからこそ、仕組みがシンプルな投資信託に投資をするべきだと僕は思う。
まとめ
今回は個人投資家が投信に投資すべき理由を解説した。
プロを含めて投資で勝てる人はほんの一握りだ。
多くの個人投資家は天才などではなく、凡人なのだから大人しく投資信託を買っておけばよいと思う。
もちろん、投資で一発当てたい気持ちは分かる。
でも、投資で失敗すると家族の生活が壊れてしまう可能性もある。
そう考えると、大事な人の為にもあえて地味な投資法を続ける事が重要だと思う。
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