どうも、だらだらです。
投資において一番重要なのは、投資する金融商品を決める事だ。
金融商品によってリスクやリターンは大幅に異なるから、商品選びを失敗すると取り返しのつかない事になる。
そして結論から言うと、個人投資家が投資すべき金融商品は以下の3つだ。
- 株式
- 債券
- 不動産(REIT)
これらはどれもおススメなんだけど、それぞれ特徴があるから使い分ける必要がある。
なので、今回はこれらの特徴を記事にしていきたいと思う。
高いリターンが欲しいなら株式
- リターンの高さ:★★★★★
- リスクの高さ:★★★★★
- インフレのヘッジ:★★★☆☆
株式の特徴は何と言っても、リターンが高い事だ。
(出典:myindexより引用 https://myindex.jp/welcome.html)
上の表は直近20年の平均リターンを表した図だ。
見れば分かるが、株式はどの資産よりも圧倒的にリターンが高い。
債券と比べてリターンが3倍近くあるし、REITと比べても比較的高い事が多い。
(日本の場合はREITの方が高いけど、特殊な事例だと思う。)
ただ、その分リスクが高くなるから、その点は注意が必要だ。
リスクの標準偏差が20%という事は、確率論的に5%の確率で資産が6割になる計算だ。
実質的資産が半分くらいになる可能性があるわけだから、相当リスクが高いと言えるだろう。
以上の事を考えると、高いリスクを取ってでも高いリターンを得たい人には株式投資が向いている。
逆に、株価の下落が耐えられない人や老後で資産を切り崩す人には向いてないと言える。
安定を求めるなら債券投資
- リターンの高さ:★★☆☆☆
- リスクの高さ:★☆☆☆☆
- インフレのヘッジ:★☆☆☆☆
3つの資産の中で、債券は一番ディフェンシブな資産だ。
債券は元本の返済義務があるから価格が株式ほど変動しないし、金利の収益も安定してもらう事がからだ。
また、債券は株式と反対の値動きをする事が多いから、株式のリスクヘッジとしても使える。
以上の点を考慮すると、老後で資産を崩す人や株式のリスクを調整したい人には向いている商品だろう。
ただ、債券には一つ重大な弱点がある。
それはインフレに弱い事だ。
株式や不動産はインフレによって株価や地価が上がるけど、債券の場合はそうならない。
債券の元本はインフレによって上がる事がないからだ。
むしろ、インフレ時は政府が金利を上げるから、債券の値段が下がる事が多い。
そう考えると、昨今の様な高インフレの時代には債券投資は厳しくなってしまう。
なので、債券に投資をするのは老後になってからでいいのかなと僕は思っている。
インフレをヘッジするならREIT
- リターンの高さ:★★★☆☆
- リスクの高さ:★★★★☆
- インフレのヘッジ:★★★★★
不動産投資信託は通称REITと言って、不動産会社が投資家から集めたお金で、ビル経営をする。
(出典:myindexより引用 https://myindex.jp/welcome.html)
上のデータの通り、REITはリスクは株式並みに高いけど、リターンが少し低くなっている。
シャープレシオを見ても軒並み株式より引くから、投資効率は悪いと言える。
そう考えると、REITは株式の劣化版に見えるけど、株式にはないメリットを持ち合わせている。
それはインフレに無茶苦茶強い事だ。
株式でも一応インフレのヘッジは出来る。
でも、過度なインフレが続くと企業収益が落ち込むから、大きなインフレには対応できない。
一方でREITは、過度なインフレが起きると土地の売却益が大きくなるから、過度なインフレでも問題なくヘッジする事ができる。
以上の事を考えると、REITは収益を増やすと言うよりも、インフレをヘッジする為に持つ資産だと言えるだろう。
老後で債券の資産配分が多い人は、インフレのリスクが高いので、REITを少し持ってみてもいいかもしれない。
まとめ
正直、個人投資家はこれだけに投資をしていれば、問題ないと僕は思っている。
投資は期待値がプラスなのだから、オーソドックスな事だけをやっておけばいいのだ。
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