どうも、だらだらです。
以前の記事で、老後から投資を始める人のやり方を解説した。
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この記事を読んでくれれば、投資を始める概要的な知識は身に付いたと思う。
ただ、具体的な資産配分を書いてなかったから、今回はその方法を書いていく。
あと強調しておくけど、これは僕の個人的な意見だから、仮に失敗したとしても責任は取れないからね。
前置きが済んだところで、さっそく始めていこう。
資産配分について
前の記事でも書いた通り、老後に資産を引き出す場合は、債券中心の資産配分をおススメする。
老後は価格の変動リスクを取れないから、値動きの少ない債券比率を多くするのだ。
僕の感覚だと、以下の様な資産配分になればいいかなと思っている。
- 平均リターンが5~6%📈
- 変動率が15%くらい📉(標準偏差7~8%程度)
平均リターンが3%より高いのは、インフレ分を見込んでいるからだ。
長期的な予想は難しいけど、ここではインフレ率を2%と設定している。
(なので、インフレ調整後だと、3~4%のリターンになる。)
それを踏まえてmyindexさんで調べた所、以下の3つが良いかなと思っている。
- 債券多め型💰
- 株式多め型💹
- 日本株持ちたい型🗾
債券多め型💰
資産配分の構成としては以下の通り。
- 先進国株式10%
- 日本債券30%
- 先進国債券60%
これでリターンが5.1%、リスクが7.3%だ。
まだ説明してないけど、この配分は他の配分に比べて、リターンとリスクが低い。
それは債券の比率が高い為、価格変動のリスクを抑えているからだ。
それでも、年間の平均リターンは5%を超えるから、インフレ調整後でも3%のリターンが確保できるだろう。
また、リスクは2標準偏差で見ても14.6%だ。
これは5%の確率で約15%の資産減少が起きる事を意味している。
そう考えると、どんな暴落が起きても資産の減少は15%くらいですむだろう。
なので、リスクをできるだけ避けたい人はこの方法を取ると良いと思うね。
株式多め型💹
資産配分の構成としては以下の通り。
- 先進国株式30%
- 日本債券40%
- 先進国債券30%
これでリターンが6.0%、リスクが7.7%だ。
これは上の資産配分に比べて、リターンとリスクが高くなっている。
その理由は先ほどの資産配分と比べて、先進国株式の比率が20%増えているからだ。
実際、この資産配分のリターンは6.0%で、インフレ調整後でもリターンが4%になる。
また、株式の比率を増やしている為、インフレリスクのヘッジになるのもメリットだと思う。
ただ、リスクが2標準偏差で15.4%と少し上がるから、暴落のリスクは増える。
とは言っても、20%以上の資産暴落はあまり起きないと思っていい。
以上をまとめると、少しリスクを取りたい人に向いている資産配分だと言える。
日本株持ちたい型🗾
資産配分の構成としては以下の通り。
これでリターンが5.1%、リスクが8.2%だ。
この資産配分はどうしても日本株を持ちたい人用の資産配分だ。
ただ、シャープレシオが他のより低いから、投資効率は悪いと言える。
ここ30年で見ると、日本株のリターンが約2.7%だから、投資効率が悪くなるのは仕方がない。
なので、効率重視で資産配分を選ぶのなら、他の2つから選んだ方がいい。
ただ、今の50代以上の人は日本株に投資をしたい人も多いと思う。
なので、投資効率よりも心の安定を求めるならば、この資産配分が良いのかもしれない。
まとめ
今回は老後から投資を始める人に向けて、良さそうな資産配分を考えてみた。
年金で生活費を賄える人以外は、今まで説明した資産配分が参考になると思う。
ただ、これらの低リスク運用でも、暴落が起きると資産はそれなりに減る。
なので、投資家は暴落が起きても、パニックにならない事が重要だ。
特に暴落時にパニック売りをすると、取り返しがつかない失敗をする事になる。
そう考えると、資産配分だけでなく、メンタル的な部分も重要なのかなと思うね。
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