どうも、だらだらです。
最近知ったのだけど、森永氏は今投資をするべきではない派らしい。
(息子の康平氏はさっさと投資推奨派なのが面白い🤭)
彼は新NISA制度自体を批判しているわけじゃないけど、新NISAに浮かれて今は投資をするなと言っているわけ。
ただ、記事を読んでみると、その批判はかなり極端すぎると思った。
今回は彼の記事を引用して、僕の意見を書いていきたい。
日本は流石にバブルではないぞ?🫧
彼が今投資をするなと言う理由は、日本はバブルだからと言うものだ。
ある記事で森永氏は以下のように発言している。
少なくとも今、新NISAは絶対にやってはいけない。現在の株価はとてつもないバブルの状態だ。ギャンブルとしてやるなら別だが、老後資金や生活費に回すお金でやってはいけない。
(引用https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20240116/se1/00m/020/051000c)
経済学を知らない人から見ると、現在は株高だからこの意見を正しいと感じる人もいるかもしれない。
でも、流石に今の日本がバブルと言い切るのはやりすぎだ。
なぜなら、日本の株価収益率が低いからだ。
(引用https://www.nikkei.com/markets/kabu/japanidx/)
6/6時点でのPERは16倍だ。
これは比較的低い水準なので、バブルと言うのは流石に厳しい。
彼は1920年代の世界恐慌と似ていると言っているが、当時のPER30倍を超えているから全くの別モノだと思う。
結局、今をバブルと言う材料は株高くらいであり、それだけで日本をバブルと認定するのは厳しいと思っています。
債券はインフレに弱いよ📉
彼は今のところの投資について以下のように言っている。
株ではなく債券を買えばいい。米国の10年債はだいぶ下がってしまったが、それでも4%程度の利回りがある。24年は円高になるリスクがあるので短期運用はダメで、米国債の20年債や30年債を買うべきだ。
(引用https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20240116/se1/00m/020/051000c)
確かに、バブルが来ると考えるなら債券を買う方がいいのは分かる。
でも、現在は世界中でインフレが加速している。
最近、欧州中央銀行が利下げを決定したが、まだまだインフレが収束するとは思えない。
債券はインフレに弱い金融商品だ。
インフレを止めるために金利を上げれば、当然債券価格は下がるからね。
そう考えると、今の時代に債券を勧めるのは合理的ではない気がする。
それよりも、株式や不動産などインフレのヘッジが効く資産比率を増やすのが無難な選択ではないか?
そう考えると、森永氏の考えには賛同できない。
市場のタイミングに賭ける投資は難しい😑
同じ記事で森永さんは以下の様にも言っている。
そうだ。ただし、積立投資はすべきでない。「ここは勝てる」という場面で勝負をかけるべきだ。ぼうっとしている人は勝てない。少なくとも、老後資金や将来の支出に備えた貯蓄は、銀行預金や郵便貯金にすべきだ。
本質的な話をすれば、彼の言っている事は正しい。
当時は安い時に買うのが基本だからね。
でも、投資の世界は世界一競争が激しい場だと言っても過言じゃない。
そんな場で、絶対に勝てるチャンスを見つけられる人はほとんどいないと思うよ。
もし、勝てる時に投資しろと言うなら、絶対に勝てる時の条件を提示すべきだ。
それを掲示せずに勝てる時に勝負しろと言うのは、専門家として無責任だろう。
(競馬雑誌で勝てる時に勝負しろと言ってる奴らと一緒)
そう考えると、この発言には少し怒りを覚えます。
また調べてみたけど、積立投資をすればするほど損をする証拠はない。
金融論的には長期で分散投資をすれば、統計的には資産が増えると言われている。
(もし、分散投資の有効性を否定できたら、ノーベル賞取れてるよ🤣)
以上の事から、森永氏の言ってる事は少しひどいなと感じてしまう。
まとめ😎
今回は森永氏のNISA批判について反論してみた。
勘違いしないでほしいが、僕は森永氏を尊敬している。
彼はバブル崩壊後に、賃金が下がる事をいち早く世に示した素晴らしい経済評論家だ。
日本の長期不況を言い当てたのは、現代のロジャー・バブソンだと思うよ。
ただ、この記事だけは流石に違うなと思い、記事にしたわけ。
僕は経済学のプロじゃないから、この意見は間違っているかもしれない。
もし、間違いや意見がある人はコメントに書いてね。
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