どうも、だらだらです。
前回の記事ではつみたて投資の強みをグラフを使って説明した。
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つみたて投資は下落に強く、損失の期間が少ない投資法であり、おススメできる投資法だと思っている。
でも、この世に完璧な投資法などないから、つみたて投資にも弱みはある。
(星野本の唯一の不満は弱みの記載が少ない事😥)
今回はその弱みをグラフを使って解説したいなと思う。
シュミレーション1😱
強みの記事と同じように、今回も最初は一般的な感じのシュミレートから始める。
前提としては以下の通りだ。
- つみたて投資は毎年1万円を11年間投資する(合計11万円)
- 一括投資は最初の年に11万円投資をする
そして、株価は以下の様に推移するとする。
初年度の株価は100円でそこから毎年10円ずつ上がっていき、11年目に株価は200円になる。
この株価は1株当たりの株価なので、株価が100円の時に投資をすると、100株購入する事になる。(200円の時は50株しか買えない😢)
この条件でシュミレーションすると、資産の推移は以下の様になる。
11年後の結果
- 投資金額:110,000円
- つみたて投資合計:153,754円
- 一括投資合計:220,000円
見ての通り、株価が上昇する場面ではつみたて投資よりも、一括投資の方が高リターンを実現している。
つみたて投資もプラスにはなっているけど、投資効率は大分落ちる。
以上の点から、つみたて投資は上昇場面に弱いと言える。
逆に一括投資は上昇場面に強いと言えるだろう。
(株価に正比例するからね📈)
なぜこの様な結果になるかと言うと、つみたて投資は株価上昇場面だと購入株数が減るからだ。
見ての通り、株価上昇場面ではつみたて投資の購入株数はかなり減少する。
つみたて投資の場合、株価低迷時は株をたくさん買えるけど、株価が高騰すると買える株数が減るからだ。
例えば、株価が100円の時に1万円投資したら100株買えるけど、200円だと半分の50株しか買えない。
資産の価格は「購入した株数 × 現在の株価」だから、保有株数が少なければそれだけ資産価格は下がってしまうわけだ。
ただし、重要なのは上昇場面でもつみたて投資は損失にならない事だ。
下落時に損が出にくい事も加味すると、つみたて投資は損失が出にくい投資法だと言える。
シュミレーション2😭
以前の記事では半値になっても儲かるシュミレーションを紹介した。
投資においてメリットはデメリットの裏返しだから、半値で儲かると言う事は2倍になったら損すると言う事だ。
星野さんはこの部分を省いているけど、重要な部分だから僕はあえて掲載する。
(星野さんにはもう少しこの部分を説明して欲しかった😡)
シュミレーションの条件は以下の通り。
- つみたて投資は毎年1万円を12年間投資する(合計12万円)
- 一括投資は最初の年に12万円投資をする
そして、株価は以下の通り。
初年度の株価は100円でそこから毎年100円ずつ上がっていく。
そして、700円をピークに下がっていき、最終的には200円まで下がる感じだ。
下がっているとは言え、初年度に比べると株価は2倍になっている。
以上の条件でシュミレーションすると、以下の通りになる。
12年後の結果
- 投資金額:120,000円
- つみたて投資合計:80,857円
- 一括投資合計:240,000円
驚くべき事に、株価が倍になったにも関わらず、3割以上の損失が出ている。
あと株価が300円の時でさえ、4000円のマイナスが出ていたりする。
(株価3倍で損失が出るのは流石にびっくり🤮)
以上の事を考えると、つみたて投資は株価急騰時からの下落に無茶苦茶弱い。
暴落時は半値で儲かるように、急騰時は2倍の株価でも損が出てしまうのだ。
だから、バブルの崩壊は一番リターンを押し下げる要因になる。
あと、注目すべきなのが株価上昇時の資産推移だ。
株価急騰時は資産がほとんど増えてない。
株価がピークの700円の時ですら、資産額は倍になってないからね。
これを見ると、つみたて投資とバブル経済の相性の悪さをより感じるね。
ただ、株が暴落していると言う事はその時にたくさんの株数を買えている事になる。
なので、再び株価が上昇すればすぐに損失は回復できる。
そういう点ではバブルの急騰によるリターン低下をバブル崩壊で取り戻す事ができる。
そう考えると、つみたて投資は株価が下がっても、コツコツ続ける事が重要だと言える。(暴落時に売るとリターンの低下が確定してしまう🤪)
まとめ😎
今回はつみたて投資の弱みをグラフを使って説明した。
僕はつみたて投資を勧めているけど、だからと言って全く弱みがないわけじゃない。
(過去記事でも時間の分散を勧めてます😆)
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株価は長期的に上昇する事を考えると、一括投資の方が投資効率はいいからね。
でも、投資は安全が大事だと思うから、つみたて投資を勧めているわけだ。
どの投資法を使うのも自由だけど、投資法の強みや弱みをきちんと理解してから、投資をしてほしいなと思うね。
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