一生ダラダラ生きるブログ

現在無職生活実施中😆✨✨

オプション取引について解説する

どうも、だらだらです。

 

最近、デリバティブ商品について記事を書いている。

 

関連記事

 

前回は先物取引を説明したから、今回はオプション取引を説明しようと思う。

 

このオプション取引なんだけど、デリバティブの中でもルールが複雑で、なかなか理解するのが難しい。

 

僕なりに分かりやすく書くけど、分かりにくい場合はコメントやお問い合わせで教えて欲しいと思う。

 

前置きが長くなったから、さっそく始めていく。

オプション取引の概要

(オプションは先物の理解が前提です。先物が分からない人は関連記事を読んでください。)

 

関連記事

 

先物もオプションも取引の流れは同じだ。

 

どちらも将来の取引日に特定の株価で売買をするだけだ。

 

ただ、先物取引は売買を約束するのに対して、オプション取引は権利の売買を行う。

 

だから登場人物としては、権利の買い手と権利の売り手(義務者)がいるわけだ。

 

そして、権利の買い手は売り手に一定の代金を払って、権利を購入する。

 

例えば、3か月後の取引日に株を1万円で買う権利を買うみたいな感じだ。

 

買い手から権利の行使があった場合、権利の売り手は必ずその権利に応じなければならない。

 

要するに、権利の売り手に拒否権はない。

 

一方、権利の購入者は権利を使う使わないを選択する事ができる。

 

だから、自分が損するなら権利を放棄して取引しなくてもいいし、儲かる時だけ取引する事ができる。

 

こうして聞くと買い手が有利に聞こえるけど、売り手は権利購入時に代金を貰っているから、それで釣り合いは取れている。

 

仮に買い手が権利を放棄した場合は、その代金が丸々儲けになるからだ。

 

権利を放棄した場合、買い手は代金の分損失が出るけど、逆に言えば代金以上の損失をしなくて済むとも言える。

 

先物の場合は株価の下落分の損失を払う必要があるから、株価が暴落すると損失額も大きくなる。

 

そう言った点では大きな損失が少ない取引方法だと言えるだろう。

 

あと、オプションの権利には2つあって、株を買う権利と株を売る権利がある。

 

前者は株価が上昇した時に儲かる権利、後者は株価が下落した時に儲かる権利だと言ってよい。

 

そして、前者の株を買う権利をコールオプション、後者の株を売る権利をプットオプションと言う。

 

なので、投資家の選択しとしてはコールオプションの買い手と売り手、プットオプションの買い手と売り手の4つある事になる。

 

以上がオプションの概要だ。

 

ただ、この説明だけで理解できる人はほとんどいないと思う。

 

次の項で取引の流れを書くから、そこでイメージをつかんで欲しいと思う。

オプション取引の流れ

ここではコールオプションを例に、取引の流れを先物取引と比較しながら解説する。

 

基本的に株価が上がると予想した人はコールオプションを買い、下がると予想した人はコールオプションの権利を売る。

そして、この時点で購入代金を決済しているから、すでに権利の売り手は儲かっている。

 

まず、株価が上がった場合を見てみよう。

 

基本的には先物もオプションも動きはほとんど同じだ。

先物の場合は必ず取引をする義務があるから、売り手が損して買い手が儲かる。

 

そして、オプションの場合も基本的には同じだ。

オプションの場合は、取引するしないを権利の買い手が決めれる。

 

株価が上がった場合は取引すると儲かるのだから、当然オプションの権利を行使する。

 

そうすると、売り手は権利に応じる義務があるから、負け分を払わなくてはいけない。

 

こうして買い手が儲かり、売り手が損をするのだ。

 

一方、株価が下がった時は先物とオプションでは行動が異なる。

 

まずは先物だ。

先物は絶対に取引するから、買い手が損失を出して売り手が得をする。

 

これについてはシンプルだから、誰にでも理解できるだろう。

 

一方、オプションの行動は以下の通りだ。

株価が下がった場合は、取引すると買い手が損失してしまう。

 

なので、買い手はオプションの権利を放棄して、一方的に取引を中止させる事ができる。

 

そうすると、買い手は負け分を払わなくてよくなり、売り手は儲け分を貰う事ができない。

 

この話を聞いて、不公平を感じた人もいるだろう。

 

オプションの買い手は儲かる時だけ取引して、損をした時は取引を辞めてしまうのだから・・・

 

でも、この取引は公平だ。

 

なぜなら、権利の購入者はそれ相応の代金を売り手に払っているからだ。

 

だから買い手が権利を放棄した場合、その代金を丸々儲けにする事ができる。

 

このおかげで、公平な取引が成り立つわけだ。

 

ちなみに、こう言うオプションの購入代金の事をリスクプレミアムと言う。

 

以上がオプション取引の流れだ。

 

ここでは株を買う権利であるコールオプションを例に解説したけど、プットオプションも流れは同じだ。

 

違いは株が下がった時に儲かる事くらいだから、株価が上がった時に権利を放棄すると思えばいい。

まとめ

今回はオプション取引の概要を解説した。

 

僕は金融の専門家じゃないから、説明が分かりにくかったかもしれない。

 

ただ、取引の流れの部分を読めば、オプションの大まかな流れは身に付くと思う。

 

冒頭でも書いたけど、もし分からない事があったら、コメントや連絡をくれれば分かる範囲で答えます。

 

ブログランキング参加中😁

面白くても面白くなくてもクリックお願いします🥺

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

 

質問大募集

匿名でだらだらに質問しよう🙄✋

匿名で聞けちゃう!だらだらさんの質問箱です | Peing -質問箱-