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デリバティブ商品の概要を解説する

どうも、だらだらです。

 

金融商品にもさまざまな種類があるけど、その中の一つにデリバティブ取引がある。

 

デリバティブ取引と言うと、すごく複雑な感じがするけど、仕組みや本来の役割はいたってシンプルだ。

(ただし、実際の商品設計はかなり複雑だけど。。。)

 

今回は、そんなデリバティブ商品について、概要的な知識を語ってみたいと思う。

デリバティブの概要知識

デリバティブを簡単に言うと、株価を使った半丁博打だ。

 

だから実際の株を買う事はないし、デリバティブ商品を買っても、企業の利益が増える事もない。

 

それを普通の株式投資(実物投資)と比較して、詳しく説明する。

 

下の図は実物の株式に投資をした場合の流れだ。

 

企業が株を発行して、投資家から集めたお金を使って、企業が収益を上げる。

 

そうすると、投資家は配当などでお金が儲かることになる。

 

この様に、普通の実物投資は企業が利益の源泉になる事が多い。

(例外はいっぱいあるけど。。。)

 

一方デリバティブ取引の場合、企業は全く関係なくなる。

上の図の様に、デリバティブの取引を成立させるには、最低2人の投資家を必要とする。

 

それは株価が上がると予想する投資家と下がると予想する投資家だ。

 

そして、前者はデリバティブ商品を買い、後者はデリバティブ商品を先売りする。

 

こうして書くと難しいかもしれないけど、馬券を買う事をイメージすると分かりやすいかもしれない。

 

デリバティブ商品の買いは株価の上昇を予想する馬券を買うようなモノで、先売りは株価の下落予想の馬券を買うようなものだ。

 

そして、株価が変動するとその差額を競争相手の投資家に渡す。

 

株価が上昇すれば先売りした投資家が負け分を払い、逆なら買いを選択した投資家が負け分を払う。

 

以上の事を見れば分かるように、デリバティブは投資家同士で金の取り合いをやっているだけだ。

 

だから、デリバティブの取引が増えても、企業の利益が増える事はほとんどない。

 

投資家心理が動いて実際の株価に影響が出る可能性もあるけど、それは根拠がない例外的な事象と思っていい。

 

だからこそ、僕はデリバティブを株価を使った半丁博打と呼んでいるわけだ。

デリバティブ商品の本来の役割

金融商品の中でデリバティブ商品ほど誤解されている商品はない。

 

デリバティブ商品は投機のイメージが強いけど、本来の役割はリスクをヘッジする事だったりする。

 

具体的に言うと、株価の変動リスクを抑えて安定的に配当を得る事だ。

 

買った株式と同じ量を先売りすると、理論上株式の価格リスクをゼロにできる。

 

例え株が下がっても、デリバティブがその同額の利益を稼いでくれるからだ。

 

ここではそのメリットを普通の株式投資と比較して説明する。

投資期間は10年で毎年10%株式が下落したことを想定している。

また、配当は500円でデリバティブの取引料は配当の10%だ。

 

表を見ると株価は約4割になっていて、普通株は配当込みでも10%以上の損失が出ているが、デリバティブを使うと価格リスクを相殺できる。

 

こうして見ると、デリバティブの相殺効果が大きい事が分かるだろう。

 

結局投資家の使い方が悪いだけで、本来の使い方をすればデリバティブ商品はとても有用だ。

 

使う使わないは別にしても、デリバティブリスクヘッジの部分を知っておく事はかなり重要なのかなと思う。

まとめ

今回はデリバティブ商品の概要をまとめてみた。

 

デリバティブ商品は株価を使って、株価の上下を予想するゲームだと思えば、大きく理解が間違う事はないだろう。

 

予想する指数が違うだけで、FXや商品先物も原理は同じだから、新しいデリバティブ商品が出ても理解できると思う。

(前者は為替レート、後者は商品先物指数。)

 

今後もこう言った記事を書いていくから、たまに遊びに来てくれると嬉しい。

 

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