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年上の人が偉いなんて傲慢だと思う🤬🤜🏼👨🏼‍🦳

どうも、だらだらです。

 

昨日清掃のおばちゃんと話してたら、年上が一番偉いと言われた。

 

端的に言うと、自分は下請けだけど職場で最年長だから、職場で一番偉いと言うわけだ。

 

内心、流石団塊の世代は傲慢だなと思ったけど、面倒くさいからその場は適当に話を合わせておいた。(このおばちゃんは団塊の世代

 

こんな事があったから、今回は年上至上主義が傲慢である理由を記事にしていく。

年上至上主義は家父長制の名残り

年上至上主義は基本的に儒教の教えだ。

 

歴史的に日本は儒学思想の影響を大きく受けている。

 

だから、古い人は年上が偉いと考える人が多いのだろう。

 

確かに、戦前以前ならこの考え方は合理的だと思う。

 

でも、今の時代ではこの主義は全く通用しないと思っている。

 

なぜなら、今の時代は年上を敬うべき前提条件が崩壊しているからだ。

 

儒教の年長者を敬う教えは、家父長制度が前提だ。

 

昔は今と違って不便だったから、個人や核家族で生活するのはなかなか厳しかった。

 

だから、親戚同士で共同生活をして、仕事や家事を分業化していたわけだ。

 

そして、共同生活する人数が増えると、当然その家を取りまとめる人が必要になる。

 

家を取りまとめるには知識や経験豊富な人がいいから、年上の人が大黒柱になりやすい。

 

以上の事から年上の人は家を取りまとめる責任があるから、世間的に偉いと思われるようになったわけだ。

 

現在の日本はこの家父長制が崩壊しているのだから、年上が偉いなんて言うのは間違いだと言える。

集団内で責任を持つから偉いのです

家父長制の時代に年上が敬われたのは、家をまとめる重責を負っていたからだ。

 

でも、団塊の世代以降は核家族化が進んで、家を取りまとめる責任はほとんどなくなってしまった。

 

それにも関わらず年上を敬えと言うのは、代金を払わず商品を持ち去る泥棒と同じだと思う。

 

今の老人は、責任を果たさずに敬ってもらおうとしてるから、本当にひどいなと思う。

 

古今東西、尊敬される人と言うのはコミュニティ内で成果を上げたり、責任を負っている人間だ。

 

狩猟採集社会であれば、狩りが上手くて肉をたくさん取ってくる人だろうし、会社なら経営判断の最終責任を負っている社長だろう。

 

なので、家父長制が崩壊した現在では年齢ではなく、今まで社会で成し遂げた事で、偉さを決めるべきではないだろうか?

 

そう考えると、未だに年上至上主義の人は本当に頭が悪いと言えるだろう。

ネットと高齢化により年上の価値は崩壊した

今まで家父長制の崩壊で話を進めてきたけど、年上至上主義は崩壊した社会的要因がもう2つある。

 

それはネット普及と高齢化の進行だ。

 

先ほども書いた通り、年上が大黒柱に選ばれたのは知恵と経験が豊富だったからだ。

 

でも、ネットの登場によって誰でも情報が簡単に手に入るようになった。

 

そうなると、長年の知恵や経験は価値がなくなるし、ITデバイスは若者の方が使いこなせるから、情報優位性は完全に逆転してしまったわけだ。

 

この変化のおかげで年を取る事は素晴らしい事ではなく、むしろ悪い事になってしまったのだ。

 

また、高齢化も年上至上主義を崩壊させた要因の一つだ。

 

年上の人が重宝されたのは、その数が少なかったからだ。

 

昔は平均寿命が短く、老人の数が少なかったから、その知恵や経験が重宝されたのだ。

 

一方、今は若者よりも老人の方が圧倒的に多い時代だ。

総務省統計局より引用https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2021np/index.html

 

上のグラフを見れば分かるように、15歳未満の人は65歳以上の人の半分しかいない。

 

価値の多寡は基本的に希少性で決まるから、今は年上の人よりも若い人の方が価値があると言えるだろう。

 

以上の事を考えると、年上至上主義が今では通用しない事が分かると思う。

全ての年上がダメな訳じゃない

ここまで年上至上主義を批判的に見てきた。

 

ただ、注意してほしいのは全ての年上の人がダメじゃないという事だ。

 

あくまでも、年上だけで尊敬される事はないだけで、尊敬できる年上の人はたくさんいる。

 

例えば、僕がボランティアで行ってるデイのおじいちゃんは、麻雀が終った後に敬語でありがとうございましたとお礼をする。

 

僕みたいな超年下の人に礼を尽くせる人はいないから、僕はそのおじいちゃんを無茶苦茶尊敬している。

 

逆に、清掃のおばちゃんのように自分が偉いと言う人は、いくら年上でも尊敬する事はできない。

 

そう考えると、今は肩書や年齢よりもその人の人間性が試される時代なのかもしれない。

まとめ

今回は年上至上主義の傲慢さについて記事にしてみた。

 

確かに、昔は年上の人が偉かったのかもしれない。

 

でも、今の社会状況を見れば年上なんて価値がないのは明白だ。

 

それなのに昔の考えに固執するのは、流石におかしいと思ってしまう。

 

まぁ、年上の人は年上至上主義の方が都合がいいから、ポジショントークをしてるだけかもしれないけど。。。

 

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