どうも、だらだらです。
人間の思考方法は、感情的思考と論理的思考の2つがある。
そして、日本において人気な思考は、圧倒的に論理的思考だと思う。
本屋に行くと、ロジカルシンキングの本は腐るほど置いているのに対して、感情的思考の本はほとんどないからだ。
仮に感情的思考の本でも、感情を抑えるみたいな本が多いから、感情的思考をポジティブに捉えていない。
でも、なぜ感情よりも論理の方が人気なのだろうか?
今回は、論理的な思考がもてはやされる理由を考えてみる。
論理的思考は公式化が可能
論理的思考の良い所は、自分の考えを公式化出来る事だ。
論理的思考≒数学だから、大体の論理は公式化する事ができる。
公式化すると無駄なノイズを排除できるから、相手に自分の主張を理解してもらいやすくなる。
例えば、「A・B・C」と別々で話を聞くより、「AかつBなので、Cである」と言われた方が分かりやすいだろう。
一方、感情的な思考の場合は思考に情が入るから、ノイズが入りやすくて、聞いている方はなかな話の内容を理解しにくい。
よく話が長くて何が言いたいのか分からない人がいるけど、それは感情的思考の典型だったりする。
こう考えると、論理的思考に大きなメリットがあると言える。
だからこそ、論理的思考がもてはやされるのかもしれない。
論理的思考は検証ができる
これは学問で論理的思考がもてはやされる理由だ。
学問と名の付くものは、原則として論理的思考が求められる。
その大きな理由は、論理的思考は検証する事ができるからだ。
論理的思考は公式化できるので、数学と同じように結果を検証する事が出来る。
(数学のように完全には難しいけど。。。)
学問はは正しさを証明する行為だから、何らかの形で正しさを証明する必要がある。
自然科学の場合は実験よる証明ができるけど、社会科学はそれができない。
だからこそ、論理的思考による検証が正しさの生命線になるわけだ。
そして、人は明確な答えがあるモノを求める傾向があるから、論理的思考=素晴らしいと言う価値観になるのだと思う。
論理的思考が出来る人は知能が高い
論理的思考とは、物事を抽象化して考える技術だ。
そして知能が高ければ高いほど、物事を抽象化する能力に長けている人が多くなる。
日本に限らず、知能の高い人は社会的に成功しやすいから、高知能の照明である論理的思考を礼賛するのだと思う。
確かに、僕の知っている高知能の人もスマートな話し方をする人が多いから、論理的思考=カッコいいと思うのは一理あるとは思う。
まとめ
今回は論理的な思考が、もてはやされる理由を考えてみた。
僕からすると、感情的思考と論理的思考は同価値なんだけど、多くの人は論理的思考の価値が高いらしい。
確かに論理的思考がなければ、ここまで高度な文明は作れなかったとは思う。
でも、人間がここまで命を繋ぎ、食物連鎖の頂点に立てたのは感情的思考があったからだ。
そう考えると、論理的思考礼賛の風潮は好きになれないな。
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