どうも、だらだらです。
クレディ・スイスの件で三菱モルガン・スタンレー証券が集団訴訟をされたらしい。
記事によると、集団訴訟を起こしたのは同債券を買った個人投資家の人たちで、同証券会社の説明責任などを追及するらしい。
まぁ訴訟するのは権利だから否定しないけど、僕からするとこう言った個人投資家が滑稽に見えて仕方がない。
だって、この訴訟は自分で自分をバカだと公言して回る様なモノだからね。
今回はこの件について思っている事を書いていく。
事の経緯🙄
(事の経緯を知っている人はこちらにジャンプしてください)
この訴訟は簡単に言うと、クレディ・スイスのAT1債と言う債券が無価値化した事が発端だ。
要するに、この債券に投資した人は全てのお金を失ったから、それに怒った投資家が集団訴訟を起こしたわけだ。
そもそもAT1債とは仕組み債の一種で、満期がない債券の事だ。
通常の債券は元本の返済期限である満期が設定されているけど、AT1債にはその満期がないからその分リスクが高い。
また、会社が倒産した時には債権返済の優先順位が低く、その点でもリスクが高くなっている。
ただ、リスクが高い分通常の債券に比べて、リターンが非常に高くなっているわけだ。
で、今回の注目点は株式は無価値にならなかったのに対して、AT1債は無価値になった事だ。
普通企業が経営破綻すると、債券の元本支払いが優先され、株式は元本が戻らない事が多い。
でも、今回は株式は助かり、債券が助からないと言う逆転現象が起きてしまった。
そうなったのは、同じスイス系銀行のUBSがクレディ・スイスの株を買ったからだ。
なので、倒産を免れたクレディ・スイスの株は無価値化を防ぐ事ができた。
一方で、スイス政府は同社再建の為にクレディスイスのAT1債を無価値化する事を決めた。
ようするに、AT1債は満期がなくて返済の優先順位が低いから、元本を返さなくていいよねという事だ。
なので、今回の集団訴訟は債券が助からずに株式が守られたと言うのも背景にあるかもしれない。
以上がこの集団訴訟の概要だ。
これを踏まえて、僕の思った事を書いていこうと思う。
この件で思った事
投資家の自己責任が大きい😓
はっきり言って、この件は個人投資家の責任が9割だと思う。
きちんとAT1債について調べてから投資をしなかった個人投資家が悪い。
投資は基本的に自己責任だ。
だから、金融機関のセールストークを信じて投資をしたとしても、それは100%投資家の責任になる。
唯一の例外は証券会社が詐欺を働いた場合だけだけど、今回の件で三菱モルガンは詐欺にはならないと思う。
もちろん、営業マンが営業成績を上げる為に、都合の良い事ばかりを言った面はあると思う。
でも、投資家が目論見書をきちんと読めば、正しい知識にアクセスできたわけで、証券会社が詐欺をしたとは言えないだろう。
以上の事を考えると、今回の件は個人投資家の責任が9割であり、集団訴訟するのは間違っていると思うね。
自分が恥ずかしくならないのかな😅
こう言っちゃ悪いけど、集団訴訟を起こした投資家は本当にバカなんじゃないか?
投資において、リスクとリターンがトレードオフなのは周知の事実だ。
特にAT1債はリターンが高いのだから、その分リスクが高いのは当たり前だと言える。
また、AT1債のような仕組み債は複雑な仕組みである事が多く、リスクがブラックボックス化しやすい。
これはリーマンショックの時に、MBS債の件で嫌と言うほど分かったはずだ。
それなのに、同じ間違いを繰り返してしまうのだから、マルキール教授の言う通り人間の記憶の短命さには驚きを隠せない。
そもそも、これらの投資家が分散投資をしてないのも信じられない。
今の世の中、これほど分散投資の必要性が叫ばれているのに、個別のAT1債を買う個人投資家がいる事も信じられない。
はっきり言って、こう言った人は投資をする資格がないし、そもそも金融機関を非難する事すらおこがましい。
まぁ、ダニング・クルーガーの法則で、バカはバカを認識できないから仕方ないかもしれないけど。。。
でも、集団訴訟した投資家は相手を責めるよりも、自分の無知を責めて欲しいなと思うね。
まとめ
今回はクレディ・スイスのAT1債について記事にしてみた。
記事を読んで分かると思うけど、この記事を見た時僕は結構腹が立った。
愚か者が愚かな事をして損しただけなのに、何を被害者ぶっているのかと思った。
さっきも書いたけど、投資は自己責任であり、唯一の例外は金融機関が詐欺をしていた時だけだ。
そう考えると、やっぱり個人投資家の責任の方が重いかなと僕は思います。
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