どうも、だらだらです。
インデックス投資と言うと、よく手堅い投資法とか、低リスクな投資法だと言われる。
これは、ある意味間違ってはいないんだけど、現実的にはインデックス投資もリスクが高い場合がある。
今回はインデックス投資は低リスクじゃない事について記事にしていく。
インデックス投資が低リスクと言われる理由
さっきも書いたけど、インデックス投資が低リスクと言う意見は間違っていない。
矛盾していると感じるかもしれないけど、比較対象が違うだけの話だ。
インデックス投資が低リスクと言う人は、アクティブ投資に比べて低リスクだと言っているのだ。
これは確かに正しい。
なぜならインデックス投資はシステマティックリスクのみを取るのに対し、アクティブ運用はシステマティックリスクだけでなく、非システマティックリスクも取っているからだ。
システマティックリスクとは市場全体が同じ動きをするリスクの事だ。
一方、非システマティックリスクとは個別企業や特定の業種の銘柄しか同じ動きをしないリスクの事を言う。
簡単に言えば、リーマンショックの様に全銘柄が暴落するモノはシステマティックリスクで、企業の倒産など個別企業にしか影響がないモノは非システマティックリスクだと言える。
話をまとめると、アクティブ投資はシステマティックリスクだけではなく、非システマティックリスクを持っているから、その分リスクが高いと言うわけだ。
なので、当然インデックス投資の方が低リスクと言うのは間違っていない事になる。
実際はリスクが低いとは言えない
ただ現実的に考えると、インデックス投資が低リスクと言うのは間違っていると思う。
なぜなら、インデックスファンドもアセットクラスによっては大きな値動きをするからだ。
myINDEXさんによると、8/16時点での主要な株式指数のリスクは以下の通りだ。
ちなみに、これは標準偏差で表されている。
標準偏差の見方としては、2.5%の確率で数字の2倍の株価変動をすると思えばいい。
と言う事は、2.5%の確率で以下の資産減少が起きる可能性がある。
見て分かる様に、指数に連動するインデックスファンドでも、資産が大きく減少する事が分かる。
特に新興国株式は2.5%の確率で資産が半分になるから、インデックス投資=低リスクなのは現実的に間違っていると言えるだろう。
なので、投資初心者の人がインデックス投資を低リスクだと思って、投資を始めると痛い目を見る事になる。
投資のリスクは、基本的に資産配分でコントロールするモノであり、インデックス投資でコントロールする事はほとんどできない。
できたとしても、取る必要がない非システマティックリスクを排除する事くらいだ。
そう考えると、インデックス投資で株式に投資する場合は、普通にリスクが高いと僕は思うね。
まとめ
今回はインデックス投資=低リスクであると言う間違いを記事にしてみた。
インデックス投資は確かに手堅い投資法だと思う。
でも、それは短期的に資産が暴落しないと言うわけじゃなく、あくまでも長期的に有利と言うだけだ。
実際、僕もコロナショックで資産が7割くらいに減っているから、インデックス投資が低リスクなんて口が裂けても言えない。
これから投資を始める人は、そこについてはある程度覚悟して投資を始めた方が良いと思う。
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