どうも、だらだらです。
一人現場ビルメンをネットで調べると、具体的な業務内容を書いた記事が一つもない。
大抵は、一日中事務所でスマホをいじれるとか、一人でトラブル解決するのが大変だみたいな抽象的な記事しかないのだ。
それらは確かにその通りだけど、これだけだと一人現場の具体的なイメージがしにくいと思う。
なので、今回は一人現場ビルメンである僕が実際の業務内容を公開したいと思う。
業務の概要
ここでは一人現場ビルメンの業務概要を説明する。
(概要だけ知りたい人は、この項だけ読んでくれれば大丈夫です😆)
僕の現場だと、業務は以下の4つに大別できる。
- 日常業務
- 定常業務
- 顧客対応
日常業務は基本的に毎日行う作業や曜日ごとでやる作業の事だ。
例えば、建物内を巡回点検したり、空調機の運転を行うのがこれに当たる。
あと、設備トラブルの対応もこの中に入っている。
(ビルメンにとってトラブルは日常だからね😓)
また、定常業務とは主に業者が行う作業の事だ。
一人現場の場合は人員がいないから、どうしても業者に作業をお願いする事が多くなる。
複数いる現場だと、作業立会くらいしかやらない事が多い。
でも、一人現場の場合はそれプラス業者やオーナーとの調整業務が入ってくる。
例えば、見積もりを作って受注業務をこなしたり、テナントや業者と作業日の調整をしたりする。
最後の顧客対応は言葉の通り、顧客からの依頼に答える事だ。
顧客は色々な事を言ってくるから、定常化した業務内容があるわけじゃない。
でも、一番多いのは設備の仕様や運転状況を説明する事だ。
あとは、設備の修繕が必要になった場合は見積もりを作成したりする。
・・・以上が一人現場ビルメンの業務概要だ。
次の項からは具体的な一人現場ビルメンの業務を書いていく。
日常業務👨🔧
僕の現場では日常作業で以下の業務を行っている。
- 建物内の巡回点検
- 設備のトラブル対応
- 設備機器の運転
一人現場の場合は建物が小さい為、日常の業務量は少ない現場が多い。
実際、僕の現場もトラブルを除けば建物の巡回と設備機器の発停くらいしかやってない。
ただ、僕の現場は古いタイプのボイラーやチラーがあり、その運転管理は結構面倒だ。
新しいタイプじゃないから、いちいち現場で発停する必要があるからね。
設備トラブルに関しては、色んな種類がありすぎて、大別するのは難しい。
なので、最近やったトラブルを下記に列挙してみる。
- ドアクローザーが壊れたので新品に交換
- トイレ本体を外して、トイレに落としたスマホを取り出す
- リレーが壊れたので新品と交換
- ブレーカが壊れたので新品と交換
- 漏電があったので、絶縁測定して原因特定
見てわかる通り、そんなに大した事はしていない。
ブレーカー交換や漏電対応は電気の知識が少しいるくらいだろうか?
ただ、僕の現場は古い事もあり、トラブルが結構発生する。
とは言っても、トラブルの頻度は週1~2くらいだから、暇な日の方が多いけれど。。。
あと、僕の現場は予算が少ない為、本来は業者がやるべき作業を自前でやっている。
例えば、雑排水槽や冷却塔清掃などだ。
これは本来業者がやるべき作業だと思うんだけど、この現場ではなぜか僕がやっている。
前任者はやってなかったんだけどね。。。
小さい現場は予算も少ない事が多いから、どうしても自前で作業する事も多くなる。
そう考えると、ある程度現場作業ができないと一人現場ビルメンは厳しいかもしれない。
定常作業👷
基本的に定常作業は業者に依頼する作業の事だ。
ビル管理は消防設備点検や電気点検など、法律的にやるべき点検がいくつかある。
そして、それらの点検を業者とオーナーの間に入って調整するのが我々の仕事だ。
具体的な業務としては以下の様になる。
- オーナーに作業見積りを出す
- 発注を受けたら作業日を業者と調整する
- 作業に立ち会う
- 作業報告書を客先に提出する
普通、平の設備員がやるのは作業立会くらいで、その他の業務は責任者がやる仕事だ。
ただ、一人現場は設備員が自分しかいないから、その他の調整も自分でやる必要がある。
基本な流れは①見積作成→②日程調整→③立会→④報告書の作成だ。
この中で一番面倒なのは②日程調整だ。
作業にはテナントさんの協力が必要な事が多い。
例えば、荷物をどかしてもらったり、業務を少しの間中断してもらったりする。
なので、テナントさんは作業の話をすると、嫌な顔をする事が多い。
その中で、業者との都合が合うように作業日を決める必要があるのだ。
こんな感じで、日程調整は面倒なので、僕はあんまりこの仕事が好きじゃない。
それ以外の業務は難しくない。
僕の現場は見積りも通りやすいし、立会もトラブルがなければ見てるだけだ。
報告書だって、下請け会社が作ってくれたものを出すだけだしね。
・・・以上が定常業務の内容だ。
顧客対応👨💼
顧客には色々言われるけど、主な対応内容は以下の通りだ。
- 設備の仕様やトラブルの経緯を説明する
- 修繕の見積もりを作る
一番多いのは、設備に関する問い合わせに答える事だ。
顧客は設備に関する知識がないから、設備を知っている僕に聞いてくるわけだ。
そして、僕の仕事は素人でも分かりやすいように設備の質問を答える事だ。
顧客は設備の素人なのだから、かなりかみ砕いて説明しないと中々理解してくれない。
なので、内容が複雑な場合には簡易的な図面を書く事も結構ある。
あと、修繕があった場合には積極的に見積もりを提出する。
設備は直さないと建物の運営にかかわる事もあるし、工事を受注すれば会社の売り上げにもなるしね。
ただ、定常作業と違って、修繕工事は値段でもめる事が多い。
修繕工事は定常作業と違って、前例がないから値引きをお願いしやすいのだと思う。
でも、合い見積もりはほとんどないから、結構やりやすい環境だとは思う。
まとめ😎
今回は一人現場ビルメンの具体的な業務内容を公開した。
こうして見ると、楽だと言われる一人現場でも、結構色々な業務をしていると言える。
特に業者の調整や見積作成など責任者の仕事もやるから、責任は比較的思い仕事だと言える。
そういう点では、一人現場ビルメンは誰にでもできる仕事ではないと僕は思う。
ただ、体力的に楽なのは間違いない。
なので、楽がしたい人は設備の経験を他現場で積んでから、一人現場に来ればいいなと思います。
(未経験で一人現場は厳しいと思う🤣)
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