どうも、だらだらです。
過去記事で定年前の父が投資に興味を持ち始めている話をした。
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これは父に限った話ではなく、定年前の人が投資に興味を持つのは普通なのかもしれない。
なので、今回は投資歴10年の僕が定年後から投資を始める方法を記事にしていく。
収支を把握する📔
定年後から投資を始める人は、まず老後の収入と支出を確認しよう。
投資を早く始めたい気持ちは分かるが、これをやらないと絶対に失敗する。
で、具体的なやり方は以下の通りだ。
- 収入を把握する💴
-
支出を把握する💳
- 収支を確認する🤑
収入を把握する💴
老後で確認する収入は年金だけでいい。
不動産などの投資収益や定年後の労働収益は不確定要素が大きいから、老後設計の収入に入れない方が良い。
そして、年金の確認方法は以下の3つだ。
- 年金定期便を見る
- ねんきんネットで調べる
- 年金事務所で聞く
一番楽なのは年金定期便かなと思う。
紙を見れば一発で分かるからね。
ただ、僕みたい定期便の紙をすぐなくす人は、ねんきんネットで調べてもいい。
ねんきんネットサイト
https://www.nenkin.go.jp/n_net/introduction/confirmation.html
年金事務所に行くのは面倒だからあんまりおすすめしないかな。
あと、個人年金に入っている人はその受取額も忘れずに確認しよう。
個人年金は死ぬまで貰えるから、老後の収入に入れても大丈夫だ。
なので、老後の収入は老齢年金と個人年金の合計と言う事になる。
支出を把握する💳
支出を把握する一番の方法は家計簿だ。
なので、家計簿をつけられる人は、家計簿をつけて支出を把握しよう。
ただ、家計簿は手間がかかるから、それが嫌な人はこれから教える簡易的な方法を使ってほしい。
やり方は簡単で、全ての支出を1つのクレジットカードで行えばいい。
それだとカードが引き落とされた後に、銀行口座を確認すれば、カード分と銀行引き落とし分の支出額を確認できる。
病院などの現金支出は確認できないけど、そこまで大きな問題にはならないだろう。
収支を確認する🤑
先ほど把握した収入と支出を見比べて、収支を計算しよう。
収支が支出<収入ならば、何の問題もないからそのままでいい。
投資をしなくても問題がないから、そのままの生活レベルを維持しよう。
逆に収支が支出>収入ならば、その不足額を確認しておく。
この段階では支出を減らす事を考えなくていいので、ありのままの収支を確認してください。
借金と資産を確認する🏦
収支の確認ができたら、ストックの部分を確認しよう。
やり方としては以下の通りだ。
- 借金を確認する💸
- 資産を確認する💰
- 不足額との比率を調べる🔍
借金を確認する💸
資産を確認する上で、一番最初に調べるのは借金だ。
サラリーマンなら、住宅ローンや教育ローンが一般的だろう。
こう言った全ての借金を洗い出して、現在の全ての借金額を算出する。
そして、これらの借金を返せるなら全部返す。
ただ、貯金額がないと生活が不安定になるので、生活費の6か月分の貯金は残しておこう。
で、ここで借金を全額返済できない人は投資を辞める事をおススメする。
投資は原則余裕資金でやるべきものだからだ。
なので、ブラウザバックして投資への未練を断ち切って欲しい。
逆に借金を全部返済できる人は次の項目へ進もう。
資産を確認する💰
借金の次は資産だ。
ここでは投資未経験者を想定しているから、基本的には貯金額=資産額になる。
(株や債券があるなら、貯金にそれらを足して下さい😄)
ここで重要なのは、自宅を資産に入れない事だ。
住宅は賃貸の様に家賃収入を産むわけじゃないし、何より自宅を売ると住む場所がなくなる。
そう考えると、自宅は資産ではなく、消耗品だと思う。
なので、全部の口座の貯金額を合計して、自分の資産額を確かめよう。
不足額との比率を調べる🔍
資産は金額だけ見てもあんまり意味がない。
資産を生活費に使う場合、資産が生活費の何年分あるかが重要になる。
老後の場合だと、さっき出した不足額の何年分に相当するかが重要だ。
なので、以下の式に当てはめてそれを計算する。
○○年分の生活費 = 資産額 ÷ (月々の不足額 × 12か月)
結果の数字が30年以上ならば、投資をしなくても老後は問題ないと思う。
逆に30年以下の場合は、そのままだと資金が枯渇する可能性がある為、投資が必須になってくる。
この結果を踏まえて、次の項目へ進んでくれ。
投資した場合のシュミレーションをする📈
収支と資産が把握できたら、いよいよ投資の方法を考える。
今までも少し触れたけど、老後の投資家は以下の3つに大別できる。
- 年金で生活が賄える人🥰
- 不足分を貯金だけで30年以上賄える人😊
- 年金と資産を足しても、賄えない人😱
正直上の2つに当てはまる人は、投資をしなくてもいいです。
よほどリスクが高い投資をしない限り問題ないと思います。
なので、今回は上の2つは割愛して、年金と資産を足しても足りない人の投資法を紹介する。
基本的には債券中心の低リスク運用で、少しずつ資産を引き出していくスタイルになる。(理由は長くなるので、割愛します。)
具体的には、年間のリターンを3%くらいに設定して、引き出し額を資産の4%にする。
俗に言う4%ルールと言うヤツで、これなら比較的長く資産を引き出す事ができる。
上の表は退職時の資産が1000万円でリターンが3%、取り出し額を資産4%で計算したモノだ。
計算によると、資産1000万円で月3~4万円を引き出せるみたいだ。
自分の引き出し額を知るには以下の計算式を使ってほしい。
自分の引き出し額(年間) = 自分の資産額 ÷ 1000万円 × 40万円
計算した引き出し額で生活費が足りるなら、何も考える必要はない。
一方、引き出し額でも生活費が足りないなら、支出の削減を考える必要がある。
絶対にリターンの設定を上げたり、引き出し額の割合を増やしてはいけない。
投資のリターンを増やすと資産が暴落する可能性があるし、引き出し額を増やすと途中で資産が枯渇する可能性も出てくる。
だからこそ、リスクなく削る事ができる支出を削るべきなのだ。
基本的には固定費を減らしたり、外食を減らせばいいんじゃないだろうか?
参考記事
そんな感じで、引き出し額と年金額の合計が支出を下回る様にしよう。
まとめ
今回は定年後から投資を始める人に対して、投資の始め方を解説した。
投資は入口戦略よりも、出口戦略の方が難しいから、初めて投資をする人には結構敷居が高い。
でも、僕の言うやり方を素直に実践すれば、何とか一人でも投資が始められると思う。
逆にこれでも始められない人は、FPなどに相談した方が良い。
ただ、相談料の取る有料のFPに相談して、無料のFPには相談しない事。
そうじゃないと、クソみたいな投資商品を買わされるからね。。。
まぁ、退職後の投資の失敗は取り返しがつかないから、慎重な姿勢で投資を始めた方が良いとは思いますね。
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